けやきのすくすくブログ
読むだけで元気になるブログを目指しています。

今からはじめる夏の養生法

 

最近日常的に多いご相談は、夏の疲れです。
 
連日の蒸し暑さで食欲不振や体のだるさが出やすくなっています。あっさりとしたもの(生野菜のサラダ等)、冷たくてのど越しの良いもの(麺類や氷菓子)や、冷たい飲み物(果物や野菜ジュース、冷酒、お茶など)が続くと、夏の疲れが出てきやすくなります。それらの原因は主に内臓の冷えによるものです。

お腹の中で水分や食べ物で冷えても元の体温を保つために、体が余分にエネルギーを消費します、胃腸の消化能力が落ちたり、体力が奪われて体の疲れやだるさが出やすくなったりします。水分を摂るときには、できるだけ室温のものを、それでも外出先や帰宅時してすぐなど、冷たい飲み物をどうしても欲するときには、口の中で体温に戻す(ぬるくしてから)飲み込むようにして、一気飲みをしないようにお勧めします。

 また、睡眠不足も、夏の疲れがでる原因となります。寝苦しいときは、クーラーや扇風機を使うこともあるかと思いますが、お腹や足を冷やさないようにしていただければよいと私は考えています。
 
 

2015年8月11日