ご相談の多い症状・疾患

便秘

便秘の症状
便秘になるとお腹がはって苦しく、憂鬱な気分になりがちです。しかし、「たかが便秘ぐらいで・・・」と我慢したり、市販の便秘薬(下剤)ですましてしまうことが一般的ではないでしょうか?
種類
実は「便秘」とひと口に言っても、いろいろな種類があります。
便に水分が少なくて硬くコロコロしていたり、泥状の便だったり、便秘かと思うと急に下痢になるのを繰り返したり・・・など。
対策
こうした便秘を解消するための薬には、「腸を刺激して動かすタイプ」と「お腹を暖めて血流を良くして腸の働きを高めるタイプ」などがあります。西洋医学のほとんどは前者に属しますが、漢方医学では、便秘はそれぞれのタイプによって原因も違うので、選択するお薬も異なってきます。
あるとき、60代女性がコロコロとした硬い便で市販の下剤を服用するとお腹が痛くなると来店されました。
よくお話を伺うと、お腹の冷えが原因で便秘が起こっていることがわかり、ショウガや朝鮮人参など、体を温める生薬を含むお薬を選択して飲んでいただきました。すると、便通がよくなり、便の硬さも程よくなりました。
この女性が下剤を使用しても良くならなかったのは、西洋薬のように「腸を刺激するタイプ」は、お腹を冷やしてしまうので、かえって逆効果になってしまったためと考えられます。
しかも、腸を刺激的に動かす薬は、いくらか便秘のタイプに合っていたとしても、腸壁への刺激が習慣になると、腸も慣れてくるので、徐々に効き目がなくなってしまいます。次第に薬の量を増やしていかざるを得なくなり、結局は便秘が解消されないばかりか、便秘薬に依存してしまう結果になりかねません。
けやき堂薬局での対応
東洋医学では、そもそも体が持っている働きを回復させることが目的ですから、便秘の場合も腸の本来の働きを取り戻し、自然な排便が出来るようにするのが、「体のため」と考えます。
また、東洋医学では、便秘改善にあたっては、腸の動きだけでなく、胃腸の機能を高めたり、体の水分代謝や血液の流れをよくすることなども同時に行うので、結果的に体の調子を整えることになり、薬の量が徐々に減っていくことが多いのです。
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