ホーム > 漢方専門薬局の選び方
漢方専門薬局の選び方
漢方専門の薬局・薬店に、「一度行って相談してみたい」という方のために。

3つのチェックポイント

漢方専門薬局に行ってみたいのだけれども、どこへ行けばよいのか迷われている方のために、お答えします。
3つのチェックポイントがあります。

①煎じ薬をつくっていること

漢方専門で真剣に向き合っている薬局かどうかについて、せんじ薬を作っている薬局かどうかが客観的に見たときに一番わかりやすい基準です(もちろん、煎じ薬を取り扱っていなくても、研究熱心な薬局・薬店はもありますし、その中に知り合いの先生もいます)。

なぜなら漢方薬は、煎じ薬として煎じて飲むことが本来の飲み方であり、患者さんにとって一番効果を体感しやすいからです。また、よりお体に合わせたお薬を作ることが可能になります。また、煎じ薬、エキス剤、丸剤などとお薬の選択肢を広げることが出来ます。

それでは薬局ならどこでも、煎じ薬を、製造できるのかいえば、そうでもありません。
まず、保健所など自治体の機関から、製造許可を得る必要があります(許可を得るための基準が厳しいです)。そして許可を得たあと、お勧めする側の土台として、患者さんたちに煎じ薬を提案するとき、研究(漢方の専門家である、薬剤師、医師、登録販売者、鍼灸師、また同じ薬局内での情報交換や症例検討、日ごろから文献を読むこと)と、経験が必要になります。また、調剤の際、エキス剤や、錠剤をお出しする以上に、煎じ薬では、マンパワー(薬剤師が調剤するための手間と時間)が、非常にかかります。その上に、煎じ薬の材料となる、生薬の保管と管理が必要です。特に、生薬の袋(生薬は大抵、500g単位で日本の生薬取り扱いの商社が卸しています)を開封した後は、品質が劣化をしないように気を配る必要があります。同時に、生薬の種類も多数(最低限20種類以上)必要です。種類多くの煎じ薬を調剤していくためには、百種類以上の生薬を取り揃えておかなくてはなりません(置いておくための場所の確保と、在庫コストもかかります)。

ですから、よほどの漢方に対する思い入れのある漢方薬局または、漢方薬に対して研究熱心な薬局しか取り扱いが出来ません。このため、煎じ薬を作る薬局は、数少なくなります(今、漢方が、ブームとなっていて、エキス剤を扱う医療機関は増えています。一方で、患者さんの声を聴いて煎じ薬を調剤する、昔ながらのスタイルを保つ漢方専門薬局は、はっきりとした数は不明ですが、閉店するところが増えているように感じます。高齢化と、後継者不足もあるようです)。

②納得できる説明をしてもらえること

次に、薬局から薬を提案されたときに、患者さんにとって納得できる説明をしてもらえるかどうか、ということです。患者さんと、お勧めする側との相性の問題もあると思います。
漢方薬を選択してゆく際には、のむ患者さんの体質を把握する必要があります。患者さんたちにとって、どうなりたいかの要望に柔軟に対応できるかどうかが薬局選びのチェックポイントだと言い切れます。

③高価な薬も、安価な薬も理由はある

よく、「高価なお薬が良いのか、安価なお薬が良いのか」、というお話になります。答えは、高いことも、安いこともどちらもそれぞれに理由はあります。そのお薬をつかうと、どう患者さんにとってメリットがあるかを把握するため、納得いかないなら、説明を求める必要があります。

生薬の場合は、大量生産の出来ない(健康保険では取り扱いが出来ないものもあります)生薬は、比較的高価です。同じ生薬の種類であっても、収穫される産地・年度によって価格が変動しますし、等級と品質(薬としての効き目)が変わり、品質が良いほど高価になります。

野生の生薬しか流通していないもの(栽培品がない生薬、ソウジュツ、ボウフウなど)、栽培の難しいもの(育てるための時間と手間がかかっています、オウレン、紫根など)は、高価です。特に動物性生薬(ゴオウ)、ワシントン条約の協定のある生薬(ジャコウ、クマノイ)は、お薬の効き目は、すばらしく良いのですが、1gで数万円もするものもあります。
安価な生薬は、栽培しやすく手に入りやすい生薬、大量生産できる生薬がほとんどです(たとえ安価なものであっても、天然資源であることにかわりはありません)。

また、エキス剤や、パッケージ品であっても、作る手間のかかっているものは、お値段は高めになります。
エキス剤、パッケージ品であっても、大量生産の出来るものは安価です。

また、自費のお薬になると、生薬原料の費用以外に、必要な設備を維持するための費用もかかっています。ですから薬局により、同じお薬でも、価格に開きがあります(同じお薬の処方でも1日分400円から1000円くらいする薬局もあります)。

値段が高いか安く感じるかは、患者さん自身の価値観、考え方にもよります。
少なくとも、けやき堂薬局では、店舗を持っていない通信販売会社の健康食品(成分や製造工程の不明瞭なもの)と比較して、ずっとしっかりとしたものをご提案している自信はあります。
いずれも、患者さん自身が、体調をよくして維持してゆくために、納得して購入し、服用してゆけるかどうかが、よい漢方薬局を見極めるためのポイントといえます。

けやき堂薬局では、症状をよしたい、元気になりたい方が飲み続けることができるよう、漢方薬の価格を設定しています。品質の良い漢方薬を、手ごろな価格でお分けしています。

子宝カウンセラーの会
たんぽぽ茶ショウキT-1