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漢方薬の副作用について
漢方薬は、個人の体質や症状(証)に合わせたお薬をお飲みになることが原則です。

お薬である以上漢方薬も、副作用はあります。

漢方薬が普及してきた現在においても「漢方薬は、自然のもので出来ており、効果が穏やかなものだから、副作用がない」、と思っておられる方が年齢を問わず多くいらっしゃいます。
しかし、お薬である以上漢方薬も、副作用はあります。

漢方薬は、個人の体質や症状(証)に合わせたお薬をお飲みになることが原則です。

しかし、たとえば、日本人が主食としている食べ物のお米でも、米アレルギーをお持ちの方が、お米を食べると湿疹が出るように、漢方薬の成分(桂皮 ケイヒ など)によっては、ごくまれに、湿疹やかゆみ等のアレルギー反応が出ることがあります。お腹の敏感な方には、お腹が緩くなることもあります。 甘草(カンゾウ)を含む漢方薬の服用により、全身のむくみや、高血圧といった症状(偽アルドステロン症)に対して早期に対処すべきであることは、漢方薬を取り扱うすべての専門家は必ず把握しています。

当薬局では、カウンセリングを行った上で、体質や症状(証)や分量を吟味してお薬を提案しているので、このようなことはほとんどありません。しかし、正直言ってこれまで多数処方してきた中で、数例は経験しています。仮になったとしても、それに対する対処法があり、服用中止後おおかた3日以内には回復してきます。

一方で、お体の回復の途中で、不調になったかに見える経過を一時期たどった後、快方へ向かう方もいらっしゃいます。専門家でなければ、副作用なのか、良くなっていっている経過の途中の作用なのかの判別が困難です。

もし、当薬局のお薬をお飲みになりながら、気になることがございましたら、気軽にご相談ください。

子宝カウンセラーの会
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