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肝臓病
日本の肝臓病で圧倒的に多いのがウイルス性肝炎(肝臓病の70-80%)で、残りの大半がアルコールによるものとされています。

肝臓

漢方薬や、生活・食事の養生で、解毒を助け老廃物が、体の中に蓄積しないようにしたり、体の免疫力を調整(免疫の低い人には、免疫力を補ったり、自己免疫亢進の場合は、適度に下げる)をします。体に合う漢方薬であれば、健康維持と予防目的で長期にわたり服用することができ、安全です。

多少のダメージが合っても、再生・回復します

肝臓に異常があると、体が疲れやすくなる、吐き気、黄疸(おうだん)、顔や白目が黄色くなる、発熱などがあります。肝臓は、もともと再生能力の高い臓器なので、多少のダメージが合っても、再生・回復しますので、すぐに症状は出てきません。異常が見つかったときには、肝臓の働きがかなり低下し、病気が進んでいるときです。

肝臓の働きには、主に3つあります。

①有害物質の解毒
体に入った異物や有害物を、体にとって毒性のないものに作り変えて、体外に排出します。

②栄養素の合成、代謝、貯蔵
食べ物から摂取したたんぱく質などの栄養素を利用しやすいように、合成、代謝、貯蔵し、必要時にそれらを血液中へ送り込みます。

③胆汁の生成、代謝
食物中の脂肪を消化、吸収を助けるための「胆汁」をつくります。

一般的な養生法

  • たんぱく質を適度に摂る(どれくらい取るのかは肝臓病の程度によります)
  • 脂肪をとり過ぎない。古い油(スナック菓子・インスタント食品)を控える
  • 腹八分目を心がける。早食いは食べ過ぎの原因になるので、よく噛んで食べる
  • 便秘をしない
  • ウオーキングを毎日20-30分する。やりすぎは肝臓の負担を増やすので注意が必要
  • ストレスをためずに、発散する
  • 禁煙 肝臓のために禁煙を勧めます

漢方薬

竜胆瀉胆湯、補中益気湯、通導散、四物湯など
肝臓病が進行して腹水がたまってきたときに、腹水を取り除く漢方薬(補気建中湯の内服)や薬草(ヒガンコン、トウゴマをすりつぶして、外用で足の裏にはりつける方法)もあります。新薬の利尿薬の服用をしても無効な場合に、漢方薬で有効な場合がありますので、お試しください。

けやき堂薬局での対応

漢方薬で、解毒を助け老廃物が、体の中に蓄積しないようにしたり、体の免疫力を調整(免疫の低い人には、免疫力を補ったり、自己免疫亢進の場合は、適度に下げる)をします。

ウイルス性肝炎の場合は、免疫力(体力)をつけ、ウイルスが増殖しないように手助けをします。
肝炎の場合は、肝機能を維持し、今ある正常な肝細胞を保持することで、進行を食い止めるように対応しています。

肝硬変になり、繊維化した肝細胞について、漢方薬を飲んでも、残念ながら元の状態に戻すことはできません。
今、機能している細胞と残された肝臓本来の働きをいかに保持してゆくかについての漢方薬を提案しています。体のだるさや、疲れなどの自覚症状を改善し、定期的にお受けになられている病院の血液検査の検査[AST(GOT)、ALT(GPT)、総ビリルビン、γ-GTP、コリンエステラーゼ、血小板など]の変化を参考にしながら、漢方薬の効果を毎回検証し、処方内容を変えてゆきます。病院での治療を並行して漢方薬を飲んでいただいても、病院での治療の邪魔になりません。

体に合う漢方薬であれば、健康維持と予防目的で長期にわたり服用することができます。副作用が出にくいため、安全にお飲みになれます。

費用(ステロイド剤は使用していません)

症状の重さと、目的(改善目的又は、健康維持・予防目的)により、費用が変わります。

  • 改善目的で、1ヶ月10000円~50000円前後
    はじめは改善目的で服用していても、良くなって健康維持・予防目的服用の段階になると、費用がリーズナブル(改善目的のときの1/2-2/3程度)です。 
子宝カウンセラーの会
たんぽぽ茶ショウキT-1