けやきのすくすくブログ
読むだけで元気になるブログを目指しています。

ブログを更新しました

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2018年8月2日

真夏からお彼岸までを元気に過ごすポイント

 お客様にこれまで対応してきた経験上、夏バテの起こりやすさは、睡眠と冷たい飲食物の摂り方で(同じ年齢でも)差がつくと考えています。

すなわち日中、室内にいることの多い人にとって、質の高い睡眠をどのように工夫して得るか、冷たい飲食物を摂らない(または摂りすぎない)ことに尽きます。

 夜に暑いと寝苦しいので、寝つきが悪くなったり、夜間に何度か目が覚めたりする回数が増えます。
又、帰宅が夜遅くなると寝室が涼しくなるのに時間がかかります。
エアコンや扇風機を組み合わせて使うことに加えて、我が家(岡北)では、敷布団に涼感マットを敷くことでずいぶん快眠(寝つきの良さと熟睡感)を得られるようになりました。

健康相談でお客様の話を伺うと、夏は暑い、入浴で汗をかくからと、お風呂はシャワー中心の人がいますが、例えば3分間だけでも湯船に浸かることをお勧めします。1日をエアコンの中で過ごしていると足腰を冷やします。全身浴または半身浴(足湯でもOK)で冷えを解消しましょう。

また、体の水分代謝を良くしておくことも、お彼岸までを元気に過ごすポイントです。夏場には、水を多くとりすぎてしまう傾向があるので、むくみが出たり、体が重だるくなったりします。摂り過ぎた余分な水を体外に適度に排出させるためにも、入浴で湯船に浸かりたいものです。湯船に浸かると、水圧によって血管が圧迫され、むくみが取れます。

のどが乾いてきたら、のどを潤すようにして少量ずつこまめに常温の水を飲むのが、水の理想的な摂り方と私は考えています。冷水(ビールなども)を一気飲みすると、胃が氷嚢(氷袋の状態)になります。
先日、ご来店のお客様で「入浴後の夕方に、冷やした缶ビール500ml 2本を10分くらいで飲みます」とおっしゃった方がいました。へそのまわり(へその位置には、小腸があります)を手のひらでさわってみて、冷たかったら胃腸が冷えています。

胃腸が冷えると、食べ物の消化が鈍ります(消化酵素の働く至適温度は40℃前後と、高校の生物のテキストにあります)。腹の不調、ガスの張り、お腹がゴロゴロなる症状が出ます。
その上、冷えた内臓を元の体温に戻すため余分にエネルギーを消費し、疲労の回復に時間がかかると考えます。
漢方医学では、消化機能の回復や生活習慣病の予防のために、へその位置を温灸で温める手当をします。

 夏バテ予防・改善にお勧め漢方は、まずササイサン・紫華栄を各1包、就寝前に飲むことです。睡眠の質が上がります。旅行に出かける時は、旅行前、昼食前、就寝前の1日1-3回各1包ずつを飲んでおくと、肉体(胃腸も)疲れ予防に有効です。旅行疲れが軽いです。
胃腸が冷えていて、かつ食欲不振や下痢・軟便があれば、カッコーサン(小太郎漢方)または、人参乾姜顆粒を飲みます。

個別に健康相談を伺います。ご予約の上で来店ください。

最近よくある健康相談(8月)

けやき堂で最近多い相談は、疲れ(いわゆる夏バテ)、倦怠感、手足のむくみです。

お客様にこれまで対応してきた経験上、夏バテの起こりやすさは、睡眠と冷たい飲食物の摂り方で(同じ年齢でも)差がつくと考えています。
すなわち日中、室内にいることの多い人にとって、質の高い睡眠をどのように工夫して得るか、冷たい飲食物を摂らない(または摂りすぎない)ことに尽きます。

8月の臨時休業(8/11-8/15)のお知らせ

 8/11(土)から8/15(水)は、臨時休業させていただきます。

連休直前に、たて込むことが予想されます。
お薬(特に煎じ薬)・商品をご入用の方は、早めにお求めください。

2018年7月20日

雨が降る前に多い、「体の痛み」や「めまい」「耳鳴り」

 翌日に雨が降りそうな時や、台風が接近してくる時に、体の痛みやめまい、耳鳴り、なんとなく体がだるいといった体調の変化を敏感に感じとる人がいます。

 医学用語には存在しませんが、実際に「気象病」「天気痛」という症状はあるそうです。
愛知医科大学客員教授 佐藤純医師の書いた、書籍「天気痛~つらい痛み・不安の原因と治療法」があります。佐藤氏は20年以上にわたり天気痛を研究し、実際に患者さんの診察や治療に携わっています。
この書籍によると、天気と病状に関する疫学調査を分析すると、気圧の上がり下がりの変化だけでも痛みなどの不調に影響があることが分かっているそうです。

 漢方医学でも、めまいや痛みなどは、雨の多い季節や、湿度の高い時に起こりやすいとしています。舌の色や形、手指・足のむくみの度合いを拝見したり、排尿の頻度を伺ったりすると、体の水分代謝が低下している場合が多いです。過剰な体内の水の排出ができるようになれば、これらの症状は軽減し、改善できます。
症状や体質に応じて水分代謝を高める漢方薬(苓桂朮甘湯、五苓散、疎経活血湯をはじめとする漢方薬、ホノミ気上錠、ホノミロイルック錠など)を飲んでいただいています。

2018年7月6日

足湯のススメ

 疲れを取るには、質の良い睡眠をとることが基本です。

 睡眠の質を高めるには、方法がいろいろありますが、その一つに、体を温めてから寝るのがよい、といわれています(書籍「体を温めて健康になる100の法則」医学博士 東京女子医科大学准教授 川嶋朗 (著)より)。入浴は体を温める身近な方法です。

けやき堂にご相談に見えるお客様の話を伺っていると、「寒い日のお風呂は湯船に浸かるが、暑くなったら(夏は)シャワー中心」という人が約3-4割、年間通して毎日シャワーの人が1割いらっしゃいます。
理由を尋ねると、「帰宅時間が遅い」、「湯船にお湯をためるのがもったいない」、「ユニットバスではお湯をためにくい」、「追い炊き機能が付いていない」・・・・・・などと理由をおっしゃっています。

そのようなシャワー派に、私がお勧めするのが「足湯」です。足の「くるぶし」より上まで浸けることのできるバケツ又は、洗面器をまず用意します。40度くらいの温度の湯を入れます。お塩をひとつまみ入れるとさらに温浴効果が期待できます。

15-20分間、くるぶしより上までの足をお湯に浸けます。足湯の間に、湯が冷めてきたら、あらかじめ沸かしておいた湯を少し注いで、温度を保つようにします。終わったら、浸かった足の部分に軽く冷水でシャワーを当てます。これは先ほど温めて広がった血管を、冷水をかけることで引き締めるためです。湯冷めしにくくなります。

 さて、海外のお風呂事情を申し上げると、湯船にお湯をためて体を温める習慣がありません。汚れを落とすためにさっと入るか、シャワー、温まりたい場合はサウナに入る・・といった感じです。
海外在住のお客様や友人(日本人)から、冷えや、婦人病の相談にのる時は、漢方の服用はさることながら、足湯の方法を紹介しています。そうすると「これならできそう」と、返事をもらえています。

 足指~ふくらはぎには、「三陰交(さんいんこう:足の内くるぶしから上に約5センチのところ、足の冷えにお勧め)」や、「太衝(たいしょう:足の親指と人差し指の股の付け根の位置、自律神経失調・ストレス・頭痛にお勧め)」をはじめ体を温めるツボが集中しています。足湯をすることは、これらのツボ付近を温めることにもなり、理にかなった方法です。

 冬に限らず、夏は冷房で冷えやすくなります。よろしかったら参考にしてくださいね。

2018年6月5日

睡眠は「薬」です

お客様と話をしていて、時々「健康で何か気を付けていることはありますか?」と質問をされることがあります。

健康法の情報収集をすることも、私(岡北)の仕事の一つです。その私がどんなに忙しい時でも、大切にしていることは「睡眠」です。
自身の場合、睡眠が十分にとれていないことが続くと、思考力・集中力が低下し、風邪などの体調を崩しやすくなります。

一方で、質の良い睡眠(熟睡感)が確保できていると、前日にあった出来事や、一見解決しがたい悩みがあったとしても、翌朝になれば「なんとかなる」と冷静に客観的な考えへ切り替えることができることを何度も体験しています。

睡眠は「薬」と同じ作用があります。目には見えないけれども、日中に傷ついた精神や体の傷を癒したり治したりする力(自然治癒力)があると考えています。

2018年5月15日

黄砂やPM2.5は、花粉症の症状を悪化させる?

一般的に、春になると、黄砂(春一番の頃)やPM2.5(特に3-5月)が大気に多く舞います(政府広報オンラインより)。

黄砂やPM2.5の多い時期がスギ・ヒノキの花粉症の現れる時期と重なっています。この黄砂、PM2.5が気管支を刺激することにより、咳や鼻炎、のどの違和感などの花粉症の症状が強く表れる傾向があると統計で分かっています(NHKそなえる防災 ホームページ 国立病院機構福岡病院アレルギー科 医長 岸川 禮子氏 2013.10.1より)。

PM2.5では、肺へ吸い込んだものを、すぐ取り除くことが難しいとされていますが、帰宅後は、まずうがいや、鼻うがい(皮膚や目にアレルギーのある方は、洗顔や目を洗う)をすることをお勧めします。

春先など気温差が大きいときの過ごし方

 寒い季節が過ぎて春先になると、気温の寒暖差が出てきます。
大阪では、今年4月4日で、最高気温が25度であったのに対して翌日4月5日では、最高気温が20度と、5度も差があります(気象庁ホームページ 日別値一覧表より)。

血圧が高くなったり、めまい、頭痛などをおこして体調を崩す方がいらっしゃいます。
暖かくなると、自律神経の働きで、体温を一定に保つために、冬期まで収縮していた末梢の血管の緊張はゆるみます。また、一方で、寒くなると、緩んでいた血管を収縮させるといわれています。血圧も上がります。

春先は、血流の変化と冷え込みにより不調が起こりえます。まずは、下半身を温めることが大切です。
また、着るだけでなく、食べる(飲む)ものにも気をつけて過ごしたいですね。

2018年4月6日

葛根湯(かっこんとう)の正しい使い方

風邪のひき始めや肩こりに飲む漢方で、葛根湯(かっこんとう)が有名です。当店では、お客様に「風治散 (ふうじさん):商品名」をご案内しています。
分かりやすくいえば、葛根湯は、すぐに(空腹時なら服用15分程度で)体を温めて、血流を良くするお薬です。但し、瞬間的に体を温めるため、効果は長続きしません。

お客様から、「葛根湯を風邪のどんなときに使うと良いのか?」というお問い合わせをいただきます。中には、風邪のどんなときにも使えると、誤って解釈されているケースもあります。
改めてこの場で正しい使い方をお伝えしますね。

葛根湯を飲むのは、「ぞくぞくと寒気がする(例えば、洋服を着こんでも寒さがとれない)」、「体の関節が痛い(肩~首・頭にかけて『こる』ことも含みます)」といった、いつもと違う寒気や痛みがあり、風邪をひいたかもしれないな、というタイミングが最も効果が出やすいです。インフルエンザ様の症状の時にも使えるので、病院・医院で診察を受けるまでのつなぎの薬(進行を防止するため)としても活用できます。

世間ではよく、風邪をひいて3日以内に葛根湯を飲むと言われていますが、現実には3日も経過すると寒気を通り越して、他の症状(咳や鼻水など)が出ています。寒気がないのに鼻水や咳を治すために、葛根湯を飲んでもほとんど効果はないです。咳や鼻水には、他のお薬を使います(当店では、まずヒューゲン錠や、ホノビエン錠をご案内します)。ですから、葛根湯は家庭での常備薬に適します。風邪をひいたかなと思った時、すぐに取り出して飲みます。

葛根湯は、お湯(熱湯でもOK)に溶かして飲むのが、一番効果を表します。風邪のひき始めの寒気や関節痛がある場合は、それらの症状がとれるまで、3時間ごと(食前食後に関わらず)に1日3回飲むと、とてもよく効きます。

葛根湯は他の使い方もできます。体を温め、(特に肩~首・頭にかけての)血流を良くする効果を利用して、軽い鼻づまり、肩・首のこり、頭痛、授乳中お乳が張っているのに母乳の出が悪い場合のしっかり母乳を出した時などに使うことができます。

 以上、いいことを連ねて書きましたが、注意点があります。
葛根湯は、体質改善薬ではありません。一般的に、風邪のひき始めでも、汗の出ている時は使わないほうがよいと、されています。
また、胃腸の弱い人が葛根湯を飲むと、胃痛や胃もたれをおこすことがあります。香蘇散や参蘇飲(当店では、まず「清香散(しんこうさん):商品名」をご案内しています)。

 葛根湯の中でも、「風治散(ふうじさん):商品名」は、漢方の原典どおりに忠実に製造されています。ひと手間かけてつくられた、こだわりのお薬です。一般的に処方・販売されている葛根湯と比べて、香りがよく、口に含むとすぐ溶ける溶解性のよさが特徴です。そのため、抜群に効果が出やすいです。
さらに、お客様にご提案してきた私の経験上、風治散は動悸などの副作用が出にくいです。

2018年2月16日