けやきのすくすくブログ
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秋の養生法(風邪・アレルギー対策)

 

 日中と、朝晩の気温差が大きく、また急激に涼しくなったためなのか、風邪(咽喉の痛み、鼻水、咳)やアレルギー性鼻炎の症状の出る方が増えてきました。

 風邪かな?と思ったら、すぐ風治散(ふうじさん、風邪のウイルスを発散させる)と紫華栄(しかろん、治す体力をつける)を1包ずつお白湯または松寿仙でお飲みになることをお勧めします。風邪の初期や冬の寒さで『ぶるっ』ふるえあがりそうな時に、即座に体を温めてくれる働きもあり、便利です。(ただし温める力に持続性はないです)。
のどの痛みがある場合は、板藍根(ばんらんこん)の原末やトローチを数日間飲む(なめる)と治まってきます。

アレルギー性鼻炎に関しては、気温が18度くらいに下がるころが特に症状が出やすいです。鼻水や鼻のつまりの軽いうちにホノビエンをお飲みになると、数日で症状がとれます。

秋になると、体の気の流れの勢いが外から内向きに変わってくるために体の表面を守る防衛力が手薄になると、中国から伝わる伝統医学(中医学)で言っています。
このことから、ウイルスや雑菌が入り込み、風邪をひきやすくなります。外出先で脱ぎ着のできる服一枚(または、首まき)を持ち歩くようにしたいです。寒いな、と思ったら、すぐに羽織るなどして体温調整をしましょう。また、咽喉の粘膜を守るために、こまめなうがいも大切です。

 10月上旬の休みの日に、家族で万博公園のバラ園に出かけました。バラが見ごろを迎えていました。バラと、バラを浮かべた木の水槽のコントラストがとても美しかったです。思わずバラを浮かべた水槽の写真を撮りました(記事の上の写真です)。

2015年10月17日