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風邪による発熱時の対応

 風邪のひき始めの段階では、インフルエンザかどうかの判別は難しいです。

これまでお客さまに対応してきた経験から申し上げますと、インフルエンザの方が、風邪と比べて初期症状の寒気・関節痛から高熱への進行が速いといえます。ただ、風邪、インフルエンザのどちらも、漢方の初期対応は共通します。けやき堂でお勧めしている漢方を挙げますと、のどの痛みには、板藍根原末(粒)、38.5度以上の発熱時に、板藍根原末または清心丸を飲みます。病院・医院から処方される新薬と併用することも可能です。

新薬の解熱剤を飲んで、その薬の効果がなくなる頃にぶり返して熱がまた上がることは、板藍根原末や清心丸との併用で減らすことが出来ます。高熱後のしんどさも残りません。
新薬とこれらの漢方を併用する場合は、それらどうしを1時間以上離して服用することをお勧めしています(飲み合わせの報告はありませんが、作用が異なるため、それぞれの効果を出しきるためにずらして飲むことを勧めています)。

2018年1月6日