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真夏~秋にかけての養生法(睡眠)

 真夏に近づいてきました。今は朝方や夜間に涼しい風が吹いていますが、日中になると汗ばむ陽気となっています。真夏~秋にかけて元気に過ごしてゆくためには、第一に、質の良い睡眠を十分にとることであると、私(岡北)は考えています。暑くて寝苦しいと、寝つきが普段以上に悪くなったり、夜間に目が覚めやすくなったりして睡眠が十分にとれなくなります。
私は漢方を専門にした仕事をしていますが、クーラーを使うことは悪いわけではなく、使うことで体を冷やして体調を崩すことが良くないと考えています。省エネのため扇風機、氷枕も活用します。ただしクーラーや扇風機の風を直接体にあてると、脱水症状を起こす人がいますので、注意します。

では、睡眠時に何度の室温だと、安眠できるのでしょうか?
まず、熱中症を予防するためであれば、室温が28℃、湿度は70%以下を保ちます(NHKきょうの健康2017.7、2018.7より)。
夏期の安眠には、睡眠時の室温が、28-29℃、湿度は60%を目安にするとよいそうです。また入眠後2時間でクーラーを切る時と比べると、起床時まで連続しているクーラーをかけている時の方が、十分な睡眠を得られるとする統計があります(名城大学理工学部 環境創造学科調べ 2004年)。

室温は同じでも、体感温度は異なります。温度や衣服の他、年齢などの個人差があります。また、冷たい空気は、下へ流れていきやすいという特徴があります。くつ下やズボンを着用して、足元を冷やさないように調節したいです。上記を参考にしてあなた様やご家族にとっての健康で快適に過ごせる温度、湿度を見つけてくださいね。

 けやき堂薬局では、夏の疲れ対策のため、寝る前にササイサン、紫華栄 各1包ずつを服用することをお勧めしています。飲み方によって、予防と改善どちらにも役立ちます。
他、ササイサン、紫華栄は旅行中~帰宅した時、神経が高ぶって眠れない時にも活用できます。1回分ずつ個別包装となっていて、携帯に便利です。1包ずつお求めになれます。少なくとも5包ずつ持っておくと安心です。

2019年6月13日