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冬を元気に過ごす食事・生活(冬の養生)3つのポイント

 冬の養生の具体的な内容は、何度か当ブログ内で取り上げています。小太郎漢方製薬のホームページにも体系的に書かれていますので、まとめて確認したい方は、“小太郎漢方製薬 ホーム/漢方情報/季節の漢方”の順でご覧ください。

 今回は、私が、お客様とのカウンセリングを通して事実を伺い知ったこと、当たり前に聞こえるけれど、冬に元気に過ごすためには私が大切だと思っていること、しかしお客様が継続的に実践しにくい、とよくおっしゃっていることを取り上げます。
冬の養生がいくつかあるうち、次の3つのポイントに集約します。

(1)温性の食べ物、飲み物を摂ること。
お酒の好きな人の、ビール・またはそれに近い飲み物(ビール好きな方は常温でなく、一旦は冷蔵庫に冷やしてから飲むそうです)、甘党の方のアイスクリームは特に×。温かいお茶の中でも、緑茶よりも、ほうじ茶や、ウーロン茶、紅茶をお勧めします。免疫を維持するためと、体の排泄物の解毒力を充分に保つために必要です。

(2)夜は早く寝る。
中国医学では、“早臥晩起 必待日光”という言葉があります(漢方医学の古典 黄帝内経(こうていだいけい)より)。免疫を維持するために夜更かしはしない。目をつぶってお布団の中に入るだけでもOKです。そして朝起きたら太陽の光を一度は浴びるようにして、朝食を摂ることをお勧めします。腸に食べ物が届くことで腸→脳を通じて全身に朝になった、という活動のスイッチが入ります。その結果、体のリズムが整います。

(3)腎臓と肝臓に良い生活を送る。
特に、お風呂はシャワーで済まさない。一人暮らしの単身世帯で、“当たり前そうだけど守ることが一番難しい”とよく言われる項目です。湯船に浸かるか、15分以上の足湯がお勧めです。これも、老廃物の排泄をスムーズにするためです。

                                              以上です

 漢方を通して、お客様の症状・体質改善のお手伝いをしていると、お客様個別に優先順位をつけて実践するようお話をしたり、時として遅くまでお勤めの場合や育児などでセルフケアに充分な時間がとれない場合には、ポイントをもっとしぼって伝えたりすることがあります。

お客様にとって、必要な漢方やポイントを知らないで過ごすよりも、知った上で知って過ごされた方が、選択肢が広がり、又無意識なうちに“気を付けよう”という気持ちになれると考えています。インターネットや週刊誌等の情報だけでは、ご自身にとって有益なのかどうかをまず見分ける必要があり、見分ける目を養うためには(どちらの業界でも共通するように)、一朝一夕で済まず、経験と時間を要します。

 私は、漢方を通してお客様の健康生活を後押しし、生活の質が良くなるようにお手伝いすることが生涯の仕事だと考えています。
薬局内ではスタッフと一緒に定期的な勉強会、情報交換会を行っています。

 健康相談がございましたら、カウンセリング希望のお声をかけてください(スペース等に限りがあるので、お手数をおかけますが慢性的な症状・子宝相談については、必ずご予約をお願い申し上げます)。

本文中(1)(2)(3)の参考
小太郎漢方製薬株式会社ホームページ
書籍 読体術 体質判別・養生編 仙頭正四郎 (著)
書籍 食養生読本 パン・ウエイ (著)

2020年2月6日

最近多い、健康相談の内容(2020年 2月)

最近、けやき堂薬局で、多いご相談は、風邪(咳・痰など)、子宝(生理不順、生理痛を含む)、疲れ・不眠についてです。

今年は暖冬といわれていますが、日ごとに薄着でも過ごしやすい時と、風が冷たい上に強くてコート無しでは過ごせない時を繰り返しています。

ご存知の方も多いでしょうが、古くから関西に住んでいる人たちの言い伝えに、奈良・東大寺の“お水取りの行事(3月12-13日)が終わる頃、春を迎える”といわれています。したがって春分の日(今年は3月20日)までは、冬の生活養生を続けてゆく必要がありますね。

冬の過ごし方が次の春を快適に過ごすことにつながると私(岡北)は考えています。立春を迎えたことで、昼間の時間は延びてゆきますが、今こそ冬の養生を実践し続けることで、例えば感染症の予防(万が一かかってしまった場合は軽症に済むようにする)、春のアレルギー対策(鼻炎、皮膚炎など)を兼ねることができます。ぜひ取り組んでゆきたいですね!