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【ブログ】夏野菜 野菜の栄養を多く摂取する、ひと工夫とは?

夏野菜について; 特に体の熱を取る食材や、野菜の色が濃くビタミンや抗酸化物質(カロテンやポリフェノールなど)を豊富に含む食材が多いです。さらに、ネバネバとした成分(ペクチンなど)に富むオクラやモロヘイヤ、ツルムラサキのように、整腸作用や糖の吸収を遅らせて血糖値の上昇を抑える働きのある食材もあります。これらの食材は、暑さで疲れた胃腸や体力の回復に役立ちます。

植物は自らの意志で動くことができないので、自身で生み出す成分によって外敵から身を守っているといわれています。太陽の光を猛烈に浴びても植物は癌にならないことで知られています。紫外線や虫などから身を守る有益な化学物質のことを「ファイトケミカル」と呼ばれ、抗菌、抗炎症、抗酸化作用などあることが知られています。これらはビタミンやミネラルとは異なる成分で、色や香り、苦味(アク)のもとになっています。

生野菜で食べることよりも加熱して煮汁ごと食べることの方がファイトケミカルを多く摂取できます。
野菜に含まれている、ビタミンCも野菜を煮て、スープにしている場合は、ビタミンEやアントシアニンなどのファイトケミカルといった抗酸化物質と共存しているため、加熱しても分解されずに大半がスープの中に残っているそうです。(書籍「最強の野菜スープ」 前田浩(著)より)

激しい暑さで野菜の生育には大変な環境だと思いますが、今のところ野菜を比較的入手しやすく、献立にも取り入れやすいですね。
私は、キャベツ・人参・玉ねぎなどの常備野菜や、冷蔵庫に買い置きしている食材を使ってスープにし、野菜を摂るように心がけています。野菜スープや味噌汁を含め料理の味付けが控えめなので家族から、「健康食だね」とよく言われます。薄味なため、夫が自分の皿に調味料を足している姿を見ることもありますが、「腎臓のためにも薄味がいいのよ」と言いながら、目をつぶっています。我が家では、家族揃って食事をするのは週に2~3回ほど。その時間が最近の出来事や予定を語り合うひとときです。(岡北)

2025年8月2日