けやきのすくすくブログ
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湿度の高い日の過ごし方、食べ物

 湿度が高い日には、身体が重だるくなりやすく不快に感じるものです。

気温の変化が大きい時、梅雨シーズン、夏の終わり頃に多い台風シーズンは体の変化を感じやすい時です。湿度や気温の変化など気象の変化は、体に影響を及ぼすといわれています。めまいや耳鳴り、頭痛、首と肩のこり、抑うつ感、痛み(以前、怪我したところが痛む)、関節痛などです。

 気圧の変化で気象病が出やすいのには、「内耳」(耳)が関係していると考えられています。内耳は主に耳で受けた情報を脳や神経に伝える役割をしています。

 天気痛・気象病外来を日本で最初に立ち上げた、佐藤 純教授(愛知医科大学客員教授)は、気象病対策として「くるくる耳マッサージ」を紹介しています。
1. 耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っ張る
2. そのまま軽く引っ張りながら、後ろに向かってゆっくり5回まわす
3 .耳を包むように折り曲げ5秒間キープする
4. 耳全体を掌で覆って、ゆっくり円を描くように後ろに向かって5回まわす
※朝・昼・晩の1日3回行うのが目安  以上です。

 漢方医学の観点では、雨の日や、梅雨時など湿度の高い日には、体に湿(余分な水)をためやすくなっていると考えています。

湿度が高く、身体も重だるい時には、体の除湿をお勧めしています。体内の余分な水を排泄する、おすすめの特に食材は、そら豆、大豆、小豆、とうもろこしなどの豆類、はと麦(ヨクイニン)、海藻類、キュウリ、冬瓜です。

特に冬瓜やキュウリは、体を冷やす食材です。冷え症の方は、生姜や紫蘇の葉など体を温める食材と一緒に摂ったり、温かいスープや味噌汁をメニューに取り入れたりするといいです。気温が上がってきたので、冷たい食べ物や飲み物の口あたりがいいかもしれません。内臓を冷やすと、代謝が弱まり水の排泄が悪くなるので、冷たい飲食物を摂り過ぎないことが大切です。

2023年6月5日