【ブログ】「冷え・不眠・疲れ…秋から冬の“なんとなく不調”に備える」
今年の夏は猛暑が続き、冷たい飲食物や冷房の使用、シャワー中心の入浴などで、知らず知らずのうちに内臓が冷えてしまった方も多いのではと思っています。
季節の変わり目は、疲れの出やすい時期です。これから迎える冬に備えて、体をしっかり調えることが大切です。温かい飲み物や食事を心がけ、湯船に浸かる入浴や足湯で体を温めましょう。
十分に明るい自然光(直射ではない)で、ピンクの生き生きした色なら、内臓の冷えは少ないでしょう。紫がかった色の場合は、冷えのサインかもしれません。
東洋医学では、舌の色や形状、つや、舌苔の色、形質は体内の変化を知る「ものさし」の一つとされています。
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秋から冬にかけての体調管理に、体を温める他に、質の良い睡眠とバランスの取れた食事を心がけましょう。
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構の柳沢正史教授によると、睡眠には「質」と「ちょうどよい長さ」の両方が必要とのこと。10〜20代は8時間、40〜50代は7時間、70代では6時間が目安とされています。高齢になると睡眠が浅くなり、夜間に目が覚めることも増えますが、それは自然なことだそうです。
心身の健康を保つのに必要な睡眠時間に個人差がありますが、目覚めがすっきりしているなら、それが自身に合う睡眠時間です。
冬に向けて、部屋の温度管理にもご留意ください。寒い家で寝る人は、睡眠障害の確率が1.4倍増えます。日本サステナブル建築協会によると、冬場はリピングの温度が18℃あると、スムーズな入眠につながるそうです。
体を保温し、部屋を暖かくして眠ることで寒さによる中途覚醒も防げる、と私(岡北)は考えています。
これからの季節の過ごし方に、ぜひ参考になさってください。(岡北)
参考書籍:書籍「快眠法の前に いまさら聞けない 睡眠の超基本」柳沢正史(監修)