【ブログ】東洋医学的な観点でみた、花粉症のお薬を効かせるひと工夫
アレルギー性鼻炎に伴う症状について。鼻には、体に入る空気の温度と湿度を瞬時に調整をしてのどや肺に送る役目があります。鼻の中の空気の通り道には、たくさんの毛細血管が張り巡らされ、乾いた空気を加湿する働きを1日中休むことなく行っています。アレルギー性鼻炎になると、鼻の粘膜に湿潤があり、白くふやけた状態になっているそうです。
海外の論文によると、食事もアレルギー症状に影響する要因のひとつと言われています。砂糖や白米、パンなどの精製された炭水化物を過剰に摂取すると腸内環境が乱れやすくなり、免疫のバランスが崩れ、くしゃみ、鼻水、皮膚のかゆみなどのアレルギー反応が起こりやすくなります。腸は免疫細胞が多く集まる場所であり、腸内細菌の乱れから、全身の炎症や体調不良にもつながります。
(参考)Yanbo Zhang , & Ryan W Walker (2025). Added sugars, gut microbiota, and host health. Gut Microbes , Dec 1;17(1):2592431.
体は食べたもので構成されています。体の土台を食事や運動でしっかり作ればお薬も早く効きます。アレルギー性鼻炎のひとつ、花粉症対策には、対症療法としてお薬の服用。さらに根本治療としての適度な運動とバランスの良い食事を組み合わせて行うことが有効です。眠気や口の渇きが起こりにくいことから、私は漢方や生薬配合の鼻炎薬をお勧めしています。
アレルギー性鼻炎は、鼻の中に花粉などの異物が入ってきたとき、異物がそれ以上入ってこないように免疫の仕組みが働いて鼻の粘膜が腫れて起こるとされています。
東洋医学的な観点でみると、漢方の師匠である(故)吉岡孝麿先生は、甘い食べ物の摂り過ぎと運動不足で低体温や血液の流れの停滞により花粉症が起こることをお話しされていました。花粉症の対策として、体重の1-2kgの減量と運動を勧めています。血液が足の親指まで行って心臓に戻ってくる時間よりも、首から上へ流れた血液が心臓に戻ってくるまでの時間のほうがずっと速いので血液の流れに異変が起こると、鼻に症状が起こりやすくなるとお話をしていました。
適した運動は1日7000歩のウオーキングを目安に。食べ物は、甘いものを控えます。特に牛乳と砂糖の混合物は良くなくて例えばケーキやプリンのような洋菓子は控えましょう。食材は小松菜やほうれん草などの青菜、また納豆や豆腐など野菜や植物性のたんぱく質を多くとります。以上のように、運動と減量、食事の見直しをすることで、全身の巡りが良くなり、鼻のうっ血が取れて、鼻の通りも良くなるでしょう。お困りの方はお試しください。
けやき堂薬局は、慢性病のご相談、自然治癒力を高めたり、健康寿命を延ばしたりするための漢方やセルフケアのご提案に力を入れています。気になる症状や不安なことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください(要予約)。(岡北)






